今日、知り合いに頼まれてちょっとしたネットワーク機器の設定をしてきた。
その機器、ソニーの「ロケーションフリー」。
噂には聞いていたが初めて見た。プレステじゃありません。
このお宅の娘さんがオーストラリアに長期滞在するそうで、そちらで日本のテレビを見たい、と。
この機械、日本の自宅にベースステーションを設置して、インターネット経由で自宅で受信しているテレビが見れるという優れもの。
つーか、このお宅CATVなので契約していないと見れない番組が世界中どこでも見れてしまう。法的にグレー??
試しに接続してみたけど、ブロードバンドならかなり高画質で見れる。もちろんチャンネルも変えられる。
PCで見るだけならクライアントソフトがあればOK。
子機側に使う機器があればTVで見れる。
初めてこのシステムを知ったときは仕組みが納得できずソニーのサポートにTELして質問攻めにした(笑)
要は、独自のダイナミックDNSサーバを使用して子機やクライアントから自動で自宅のベースステーションを認識できる仕組み。UPnPを使うのでルーターの設定も特に必要なし。
最初からTV局が番組をストリーミング放送してくれれば必要無い物なんだけど、逆に考えると大掛かりなストリーミングサーバ等無しでネットテレビが見れるという発想。超分散型ネット配信とも言えなくはない。
日本のテレビ局はネットが大嫌いだから人気番組の配信なんて絶対やらないけど。
無線LANも使用していて仕組みが複雑なわりには設定は簡単。
普段はソニーアンチな俺でもこの機器は関心した。
なにより、製品コンセプトがかなり尖っている。最近のSONYやるじゃん!