2月28日に再度富士山にアタックしてきました。
結果、無理。
天気の読みは見事に外れ駐車したところから吹雪w
視界が悪い暗闇の中歩くというのは精神的にやられます。
同じ場所に駐車した別の方が後ろからついてきていたので頑張れました。
スタートから2時間位経過し高度が上がると晴れました。
この雲の中を歩いていたんだね・・・
後ろを歩いている方がどんどん追いついてきて抜かれそうだったんだけど
雪が深くなってきたのでスノーシューを装着。
その後は一気に引き離して見えなくなってしまいました。
スノーシューの威力は凄い!
スノーシューで標高差900メートルほどを直登したら股関節が痛い。
慣れない事をしたからですね。
ってかスノーシューでこの標高差を一気に上がるって日本のほかの山じゃ絶対ありえない。
この2枚の写真、上は今回、下は2週間前。
ほぼ同じ場所から撮ったのですが状況が全く違います。
スタートからずっと雪道という前回より数段ハードな状況でしたが、ほぼ同じペースで
前回の断念地点を通過。体力は確実にアップしている気がする。
そういえばこの辺り、2009年に某元F1レーサーのパーティーが遭難して2名の死者を出した場所なんですよね。合掌。
前回よりプラス150メートルほど高度を稼ぎ標高3150メートル付近で断念。
スノーシューで痛めた股関節が痛く、天気も荒れそうな雰囲気。
ここから頂上まで往復4時間程度。悔しい。
悔しかったがこの撤退は正解。
下ってる途中で風が強くなり激しいブリザード状態に。
しかも先週の赤岳の下りから気になっていた右膝の痛みが再発。
滑って降りる用にカットした銀マットを用意していて助かった・・・
今回はアイスバーンは少なくパウダーだったので大部分を滑走。
上り8時間、下り3時間。
最後の2時間は右足を引きずりながら辛うじて下山。
無理して登頂してたらマジヤバかった。
この気温と風速じゃ体感温度はマイナス30℃以下だと思われる。
そんな中を片足引きずりながら長時間滞在なんて事態になったら死にはしないにしても俺の装備じゃ凍傷でつま先切断とかなってもおかしくない。
片足とダブルポールで歩くのがあまりにシンドイので閉鎖中の大石茶屋の軒先を借りて棒ラーメンw
フリーズドライラーメンの具と味玉トッピング。(゚д゚)ウマー
アイゼンを使用した長時間の下りは膝への負担が凄いっぽい。
歩き方を工夫しないとダメだね。
冬富士登山の難易度は3月~4月が一番厳しいっぽい。
再度チャレンジしたいけどしばらくは膝を休めます。