富士登山その2

2月28日に再度富士山にアタックしてきました。
結果、無理。

天気の読みは見事に外れ駐車したところから吹雪w
視界が悪い暗闇の中歩くというのは精神的にやられます。

同じ場所に駐車した別の方が後ろからついてきていたので頑張れました。

スタートから2時間位経過し高度が上がると晴れました。

20120228

この雲の中を歩いていたんだね・・・

後ろを歩いている方がどんどん追いついてきて抜かれそうだったんだけど
雪が深くなってきたのでスノーシューを装着。
その後は一気に引き離して見えなくなってしまいました。
スノーシューの威力は凄い!

20120228富士山
スノーシューで標高差900メートルほどを直登したら股関節が痛い。
慣れない事をしたからですね。
ってかスノーシューでこの標高差を一気に上がるって日本のほかの山じゃ絶対ありえない。

20120228富士山

富士山20120212
この2枚の写真、上は今回、下は2週間前。
ほぼ同じ場所から撮ったのですが状況が全く違います。

スタートからずっと雪道という前回より数段ハードな状況でしたが、ほぼ同じペースで
前回の断念地点を通過。体力は確実にアップしている気がする。

そういえばこの辺り、2009年に某元F1レーサーのパーティーが遭難して2名の死者を出した場所なんですよね。合掌。

前回よりプラス150メートルほど高度を稼ぎ標高3150メートル付近で断念。
スノーシューで痛めた股関節が痛く、天気も荒れそうな雰囲気。
ここから頂上まで往復4時間程度。悔しい。

20120228富士山

悔しかったがこの撤退は正解。
下ってる途中で風が強くなり激しいブリザード状態に。

しかも先週の赤岳の下りから気になっていた右膝の痛みが再発。
滑って降りる用にカットした銀マットを用意していて助かった・・・
今回はアイスバーンは少なくパウダーだったので大部分を滑走。
上り8時間、下り3時間。

最後の2時間は右足を引きずりながら辛うじて下山。
無理して登頂してたらマジヤバかった。
この気温と風速じゃ体感温度はマイナス30℃以下だと思われる。
そんな中を片足引きずりながら長時間滞在なんて事態になったら死にはしないにしても俺の装備じゃ凍傷でつま先切断とかなってもおかしくない。

20120228富士山
片足とダブルポールで歩くのがあまりにシンドイので閉鎖中の大石茶屋の軒先を借りて棒ラーメンw
フリーズドライラーメンの具と味玉トッピング。(゚д゚)ウマー

アイゼンを使用した長時間の下りは膝への負担が凄いっぽい。
歩き方を工夫しないとダメだね。

冬富士登山の難易度は3月~4月が一番厳しいっぽい。
再度チャレンジしたいけどしばらくは膝を休めます。

トレーニングがてらハイキング@赤岳2012

10日ほど前、富士山で完全にやられたのでトレーニングがてら赤岳。
八ヶ岳連峰最高峰。

行った事は無かったが、ジジババ憧れの山だし冬山入門にも有名なのは知っていた。
天気を見てベストタイミングで決行。
仕事が自由だといいね!

朝4時に家を出て圏央道・中央道を走り小淵沢インターで下車。
登山口の美濃戸口についたのは6時。
ここにも駐車場があるのだが、この先の美濃戸まで林道がありそこまで車で入れば片道約50分の短縮になる。

ってことでスタッドレスだけじゃ無理っぽいので親父に借りてきた非金属チェーンを装着。
ところがこのブツ、古くてゴムが硬化w
取り付けに手間取り30分ロス。
林道に入ってから1キロほどの所に急な上り坂。
これが何度チャレンジしても登れない!

かなり手前からスエディッシュラリー状態で突っ込んでも最後に失速w
何回か試していたらチェーンが切れたwww

結局美濃戸口に戻り駐車。これでまた30分のロス。
ここから登山をスタートして美濃戸についたのは8時でした・・・

赤岳2012

ここからは南沢をひたすら登る。
平日だがルートにはバッチリトレースがあり歩きやすい。

赤岳2012

コースタイム通りに行者小屋到着。

行者小屋にはテントが何張りかあり学生やらカップルやらソロのおっさんやら結構人がいた。

赤岳2012
無風状態だが目指す山頂は風雪が見える。やっぱ風が強いんだね・・・

今回はスノーシューを持って来ているが不要なのでここにデポ。
山頂を目指す。

赤岳2012

樹林帯を抜けると風が吹き始めた。
標高2500メートル付近から息が切れてペースが落ちる。
前回の富士山もそうだったが俺、高度に弱いね。。。
筋肉的には余裕があるのに息切れでかなり苦しい。

赤岳2012

ちょっとナメてた赤岳。予想以上に危険箇所多数w
この写真の所なんか幅が50センチもないよ。両側は崖。こぇぇぇぇ!

コースタイムより大幅に遅れて稜線に到達。

赤岳2012
こんな状況で営業している赤岳展望荘・・・山小屋って凄い。

赤岳2012

目指す山頂は目前!コースタイムにして40分。
かなり息が上がりながらも25分で到着。

赤岳2012
2899メートル!登頂でーす。気温はマイナス10度くらい?風速は18メートル程度か。

この時点でかなり疲れていたので一刻も早く下山したい気満々w
休みもせず下山開始。

ところが、頂上は3差路になっているのだが、標識も無く違うルートへ降りてしまった。
気がついたのが10分程度下った辺りだったのですぐに引き返しまた山頂へw
予定通り文三郎尾根を下り始めたが、風でトレースが消されて道がわかり難い。
ちょっと迷ったがこの時点で午後1時30分。途中で迷ったらアウトな時間。
来たルートを引き返したほうが安全と判断しまた山頂まで戻るwww
登頂3回・・・

文三郎尾根

下りは楽勝でした。地蔵尾根の頭でセルフタイマー撮影。

赤岳2012

可能な限りお尻で滑って降りたから超高速下山。ウォータースライダー状態w
ああ、ソリを持って来れば良かった…

コースタイムの3分の1の時間で行者小屋まで戻り荷物を回収。
赤岳鉱泉へ。
最短は登ってきた南沢を戻るルートだったが、すでに14時を過ぎており歩行中に暗くなるとヤバイ。
北沢ルートなら途中から林道なので暗くなっても安全かと。

赤岳2012
有名なアイスクライミングの練習場ですね。

ここから3時間、下り続けて無事駐車場へ。
途中キツネや鹿がいました。

赤岳2012
可愛いし美味そうです。

到着時17時だったのでまだ明るかったですが結構ギリギリです。
行動時間10時間。

初めての赤岳はスリルもあり面白かった。
ただ、人が多いのが難点といえば難点。

どうやら俺みたいな単独登山者は日帰りが多く、一般的な人は一泊するパターンが多いっぽい。
たしかに日帰りはちょっとキツイかも。

まあ、トレーニングには十分でした。

FORCEカスタム第一段階【MTB】

先月購入したForce2.0。
数回乗ってみて不満があるパーツを入れ替えました。

まずホイールとタイヤ。
GT OEMのAlex TD25とかいうのがあまりにアレ。
調べてみたらかなり安いモデルにも使われてるし・・・

しかも19mm幅のリムに許容範囲限界のアーデント2.4という極太タイヤだし。
アーデント自体は悪くないけど。

で、フルクラムのエンデューロ系ホイールセットに交換。
個人輸入で国内価格の30%OFF程度の値段。
フロント15mmスルーアクスルって意外と選択肢が少ないね。

タイヤはタイオガの新オールマウンテンpsycho genius tubeless 2.20に。
リム幅は21mmに拡大してタイヤは細く。

タイオガと言えば昔Farmer Johnとか履いてたなぁ

もうひとつ大きな変更はクランクセット。
SLAM GXP 38-26T 170mmからRACEFACE RIDE AM 36-24T 175mmへ。
これは単に登り重視w
ヤフオクで安かったからRACEFACEの旧モデル。
ホントはTURBINEクランクとか欲しいんだけどね。高すぎ。

他はハンドルをRACEFACEのライザーバーに変えたくらい。

FORCE2.0

いつものトレイルで乗った感想

もう漕ぎ始めから全然違うw 全然違うバイクになってる。
軽い!ホイール交換とチューブレス化が効いてる!

クランクも剛性感がかなり上がったし2T分のローギアード化が効いて上りが楽!

ただ、以前は太タイヤのグリップ力とエアボリュームに助けられていたのか
ダラダラっとした走りは難しくなった。
スピードを出すとしっかり走らないといけない感じ。望むところだけど。

psycho geniusもかなりスムーズなコーナリング感覚。

しばらくはこの仕様で行きますか

富士登山その1

実はこのオレ、富士山の山頂まで行ったことがありませんw
唯一富士山に登ったのは16歳の時でしたが9月上旬なのにまさかの雪で撤退。

なので、富士山登頂してみたいんです。

でも、今更夏の富士山登ってもアレだし、とりあえず様子を見に行ってきました。

気軽に行った様に書いてますが、実は年末位から情報収集を始め道具をそろえて
毎日アメダスをチェック。そして条件が揃ったのが今日だったんです。

コースタイム12時間越え、標高差約2400m、気温マイナス20度。
単独一発で登頂できるとは思ってませんw

朝4時標高1300mからスタート。2時間後に2000mで夜明け。
富士山20120212

富士山名物の超突風も体験しました。
耐風姿勢でも飛ばされそうになり咄嗟に片膝をつきピッケルを雪面に打ち込んで耐える。
強風が続くなら諦めるのに無風状態から突然来るから怖い。
小石や氷塊がバラバラと飛んでくる。ヘルメット必要だなコレ。

富士山20120212

富士山20120212

秘密兵器も用意w
唯一すれ違った方に「そんなの使ったら死んじゃうよ!」言われたw

未経験によるルート選択ミス。地図に載っていた登山道を通ったら延々続くクラスト斜面で
時間と体力を使い果たし3000mを越えた辺りでタイムアップ。
軽い高山病も。

今回分かった事
・冬の場合、地図のルートは全くあてにならない。自分で考える。
・ザックに入っている液体が凍る。
・デジカメは暖めないと使えない。
・ラーメンを食べようと思って用意したがそんな状況じゃなかったw
・ソリは意外と使えた。

シーズン中にもう一度チャレンジできるかな!?

ルアーとかバイクとか自転車とかアウトドアとか