ハードディスク旧至高vs新格安

最近Cドライブが遅く感じていた。
OSをインストールしてから2年が経過しているので仕方ないのだが、遅すぎる・・・
試しにDiskmarkで計測してみると
WD740ADFD
ああ、至高の10000回転・ラプターも古くなるとダメか・・・
このラプターを買った頃、「次はSSD」とか言ってたんだけど、いまいちSSDの魅力が上がらないんだよね。
最近じゃ主力が第二世代SSDに変わり良い感じの値段と性能になりつつあるけど、やっぱ「耐久性」が気になる。
現時点でデスクトップにSSDを使う価値があるだろうか・・・?
とりあえず以前から気になっていたHDDに交換してみました。
SEAGATEの格安ドライブ、ST3500418AS。5000円!やすっ!
このドライブのポイントは「プラッタ500GB」「7200RPM」ってとこです。
このサイトはPCマニア向けじゃないのでちょっと説明。
一般的なHDDは内部に1~4枚のディスクを内蔵していて、その1枚のことをプラッタと呼びます。
つまり、このドライブは500GBモデルですが、わずか1枚のディスクで500GBなんです。
基本的にディスク一枚の物理的な寸法は変わりませんのでプラッタ容量が大きいほど密度が高くなり、
密度が高いほどデータの読み込み・書き込み速度が上がる傾向があります。
この系統のドライブはディスク1枚で500GBのモデルから4枚で2TBのモデルがあるのですが、1枚しか内蔵していないこの500GBモデルが最重要(笑)。
そう、鋭い方は気が付いたかもしれませんが、モーターの負荷が小さいんです。
スピンアップ(通電してから7200RPMで安定するまでの時間)も速いはず・・・
今まで使用していたRapterが低容量・10000RPMでとにかく速度を求めた設計だったのに対し、
このHDDは「容量を追求してたら速くなっちゃった」ドライブ。
 
中身はAcronisを使って完全にコピー。
ST3500418AS
他のサイトでは完全新品でもうちょっと速度出てます。
それにしても格安5000円ドライブの速度とは思えませんね、一昔前では・・・
しかも発熱が非常に低く動作中に触っても生温い程度。
Rapterは触れないほど熱くなるのに。
ただ、やはり数値では現れない使用感、Rapterには独特のキビキビ感があります。
個人的にはSSDのX-25M辺りを買うならVelociRaptor買っちゃいますね。